アーカイブ・写真と声集制作

女性たちの写真と「声」を蓄積・発信する

写真と「声」を国内外に発信し震災の風化を防ぐことは フォトボイス・プロジェクトの重要な使命です。これまで蓄積されてきた写真と「声」を写真と声集の制作・刊行、ホームページにも掲載し、多様なテーマで検索可能にするなど充実をはかります。またアーカイブの構築も計画しています。

●写真と声集制作

――『写真と声集No.2』刊行のおしらせ、ご購入のお願い   2018年2月10日掲載

 

宮城県(仙台市・石巻市・女川町)、岩手県(宮古市)、福島県(郡山市・福島市)、広域避難者が在住する東京近郊の7年にわたり継続的して撮影し、グループで語り合ってきたことをから浮かび上がってくる主題(テーマ)を分析しました。テーマ別に整理された写真と「声」250余を掲載し、各テーマに短い解説やコラムで関連情報を加えました。

収録された写真と声は、人命、建物の喪失といった震災の直接の影響に加え、終わりのない放射能の影響、地域コミュニティーの崩壊、復興という名のもとの自然破壊や住民の意に反した政策などに警鐘をならしています。ぜひご覧ください。

購入やお問い合わせは、プロジェクトまで(photovoicejapan@gmail.com)

なお、表紙は、写真と声集No.1と同様、仙台メンバーのM.SATOさんが描きました。また、写真と声集No.1(2015年刊行)と同様、宮城県石巻市日本製紙で生産された紙を使いました。

編集・制作については、竹村和子フェミニズム基金の助成を受けました。

 

――『わたしたちのフォトボイス』 刊行のお知らせ&広報・ご購入・ご協力のお願い

――『わたしたちのフォトボイス』内容紹介 

――写真と声集に寄せられた感想紹介  2015年8月6日掲載

 

●アーカイブ構築
――フォトボイス・プロジェクト独自のアーカイブ

――国立女性教育会館(NWEC)災害復興支援女性アーカイブ

2014年3月からフォトボイス・プロジェクトは、これまで国内外の展示会で発信してきました写真と声を一枚のPDFファイル(下記の画像をご参照ください)にしたものを、国立女性教育会館(NWEC)の災害復興支援女性アーカイブにアーカイブ化する活動を本格的に始めました。

このアーカイブは、国立国会図書館東日本大震災アーカイブひなぎくに連動しており、より広く国内外にフォトボイスを発信することが可能になりました。アーカイブされたフォトボイスには、日英仏の3言語で作成されたものもあります。海外の方への発信や説明にもご活用ください。現在、アーカイブ化されたフォトボイスのリストはこちらから確認できます。このリストは、随時アップデートする予定です。


近くて遠い我が家160701